新潟行き歴史探訪ツーリングのご報告(2019.6.21~25)

 

 雨の中、漕いできました、新潟行き歴史探訪の旅。

 以下はその記録です。

 

■期間 2019年6月21日(金)~25日(火)

■参加者 Naomi、Ohga、Machida

■天候 曇り・時々小雨・時々雨

■行程

第1日目(6/21(金))

鎌取 08:02発 ~ 下館 17:11着・泊

走行距離 111.4km

宿泊 ビジネスホテルSANTA(サンタ)

※O+Mの2名で出発

 

第2日目(6/22(土))

下館 07:58発 ~ 宇都宮 10:30 ~ 白河 20:16着・泊

走行距離 133.8km

宿泊 白河ビジネスホテル

※宇都宮にてNと合流し、3名で走行

 

第3日目(6/23(日))

白河 8:00発 ~ 会津若松 17:26着・泊

走行距離 76.7km

宿泊 中町フジグランドホテル

※白河でNと別れ、再びO+Mの2名で出発

 

第4日目(6/24(月))

会津若松 8:01発 ~ 新潟 16:43着

走行距離 112.8km

休憩場所 女池 湯ったり苑

※M1名で出発し、休憩場所でOと合流

 

合計走行距離 434.7km

 

■帰路

第4日目(6/24(月)) 新潟駅南口 8番バス停 23:40発 アミー号(夜行バス・輪行)

第5日目(6/25(火)) 東京駅 八重洲鍜治橋駐車場 05:36着

 

第1日目(6/21(金)) 鎌取~下館

第2日目(6/22(土)) 下館~宇都宮~白河

第3日目(6/23(日)) 白河~会津若松

第4日目(6/24(月)) 会津若松~新潟

トピックス

パンクとの格闘記

 

 1回目のパンクは、2日目、下館から白河に向かう途中の国道294号で。

 パンという音とともに後輪がパンク。

 

 原因は、ブレーキシューの位置が上過ぎてタイヤの側面に当り、タイヤが損傷したことにより脱腸(タイヤの亀裂からチューブがはみ出すこと)し、ブレーキのたびにその部分のチューブが擦れたことによるものと今なら推定できるが、その時はまだ脱腸したことだけがわかっただけでブレーキシューの位置不良には気が付かなかった。

 

 雨の中、自動車販売店の軒先をお借りしてチューブを予備の新品に交換して、脱腸気味のままタイヤを購入するためにコース沿いの自転車屋を探して走るが、10kmくらい走り、あと数kmで自転車屋というところで再びパンク

 

 予備のチューブはもうないので自転車を押して歩き、M氏に、目指す自転車屋より近くにあったコース沿いのホームセンターでタイヤと予備チューブを買ってきてもらい交換した。

 「これで万全」とその日は、残り45kmを走り、予定より2時間半遅い19時半頃に無事に白河に到着した。

 

 

 ところが3日目、白河から約20km走り、峠を越して一安心した羽鳥湖付近で再びパンク!

 前日に万全を期したつもりなのになぜパンクしたのか分からぬまま、パッチ当ての修理をして走り出すも、500mも走らないうちにパッチ部分がパンクしてしまう。

 

 途方にくれながら3回もパッチ当て修理を繰り返した後、「チューブが細過ぎるので空気圧でチューブが膨れたときにパッチが伸びきれない」という仮説に至り、M氏から太めの中古チューブを借りて装着するも、空気を入れている途中、7気圧に達する直前でチューブが破裂した。

 

 ここでようやく原因が分かってきた。

 

 この日の最初のパンクは、前日同様「ブレーキシューでのタイヤ擦りからの脱腸、パンク」であり、これが交換した中国製タイヤの品質が悪いこと、あるいは断面形状が純正品よりもブレーキシューに触れやすいものであったことが、空気圧が高かったことと相まって、交換して間もない早期に発生したものと考えられる。

 

 また、空気を入れている途中の破裂原因は、空気圧が高いため、単にタイヤの亀裂部からはみ出したチューブが餅のように膨れて自ら破裂したものと考えられる。

 

 そこで、ブレーキシューを適正な位置に直し、虎の子の昨日買ったチューブに交換して、脱腸部分が膨らみ過ぎないように空気圧を3気圧にとどめて、湯野上温泉駅までの20kmを走り、13時半頃に到着してセブンイレブンで遅いお昼を食べ、結局はさらにここから会津若松までの25kmも雨の中を走ることができた。

 

 最後のチューブもすぐにパンクして湯野上温泉駅までの20kmを自転車を押しながら歩くかもしれないという最悪のケースが頭をよぎったが、それはやらずに済んだ!

 

       ☆ ☆ ☆

 

 以上がパンク事件の顛末だが、元を辿れば原因は、前述の通り、ブレーキシューの位置が上過ぎてタイヤの側面にあたってタイヤが損傷したことにより脱腸し、ブレーキのたびにその部分のチューブが擦れたことによるものと思われ、ほんのちょっとの調整不良が今回のような大きなトラブルに至ることを実感させられた。

 

 なお、今回の度重なるパンク修理でチューブの脱着は手際良くできるようになったが、パッチ当ての修理は成功したとは言えず、未だに自信は持てない。

 

       ☆ ☆ ☆

 

 ところで、ここに来ていきなり非科学的な話にはなるが、今まで何年も自転車に乗っていても滅多に経験しないパンクがこうも立て続けに起きたのは、神様から「無事に帰りたければ、今回はもう自転車を降りなさい」との啓示をいただいたものと考え、当初予定していた会津若松から新潟までは私だけ磐越西線で行かせてもらった。

 

 おかげで今は、無事に新潟発東京行きの夜行バスの中にいる。

 

※下の写真は、使用済みとなったチューブの数々。

 以上(O記)

トンネル内通過は、かなり怖い!

 

 4日目の、会津若松から新潟に向かう途中、以下の写真のトンネルを7つ通過しましたが、自転車が安心して通過できる道(歩道)が非常に少ない為、かなり怖かったです。

 

 以下の写真の1つ目と2つ目のトンネルは、段差のある歩道または歩道側をほぼ安心しながら走行しましたが、3つ目以降は、車道と段差のある歩道はあるのですが幅が狭すぎて自転車走行が無理な為、すべて車道を走行しました。

以上(M記)

 

 

ブレーキが効かない!!

 

 3日目の走行中、何となくブレーキの利きが悪かったので、4日目の朝の出発前、ブレーキの効きを強めるためにブレーキケーブルを絞めなおしました。

 

 ところが、どうもブレーキシューが前後共にすり減っているようで、4日目の走行中、ブレーキレバーを前後共にかなり強く握っても効きが悪く、ましてや4日目はいよいよ新潟入りなので下り坂が多く、かなりなスピードで下り坂を走行することが多くなり、このままでは事故に遭う恐れが出てきたため、昼食の為に立ち寄ったファミマでじっくりブレーキ周りを再セッティングすることにしました。

 

 まず、ブレーキシューのすり減りをカバーする為にブレーキケーブルを再度絞めなおそうとしました。

 しかし、ブレーキのブーツ(そろばんの玉が数個並んだような形状、ゴム製、Vブレーキの構成部品、下の画像参照)が邪魔して、それ以上ブレーキケーブルを絞めることが出来ない状態だった為、ブーツの玉をカッターで1個切り取りました(下の画像で言えば5-1=4で、残りの玉は4個。前後のブレーキシステム共に)。

 

 これで、ブレーキケーブルを充分に絞めることが出来るようになった、と思ったのですが、前ブレーキはOKでしたが、後ブレーキで問題発生です。

 

 後ブレーキのブレーキケーブルを絞め直した後、ブレーキレバーを強く握ってみると、何と!リアキャリア(後ろの荷台)からシートポストに伸びるアームが邪魔をして、ブレーキアームが締まらず、ブレーキが効きません。

 

 そこで、リアキャリアからシートポストに伸びるアーム(計2本)を固定しているネジ(3か所x2本=6か所)を緩め、ブレーキシステムに邪魔にならない様に角度を変えて固定しなおし、再びブレーキケーブルを絞め直した結果、今度は非常にブレーキの効きが良くなりました。

 

 ブレーキシューがかなりすり減っている為、ブレーキをかけた際、少し異音は発生しますが、むしろその異音が心地よく思えるほどにブレーキが良くかかるようになり、安心して下り坂を走行することが出来るようになりました。

 

※もちろん、帰宅後、ブレーキシューを早々に取り寄せて新しいものに交換する予定です。

 

以上(M記)

2017年の夏休みの宿題のルートと同じ道!

 

 2日目の、宇都宮を経由して白河に向かう道中、来たことのある道の駅、見たことのあるトピアリー(樹形を動物の姿などの形に刈込んだもの、以下の写真)などに遭遇し、その道が2017年5月に「夏休みの宿題」と称して青森を経由して北海道まで行った一人自転車旅で通過した道であることが判明しました。

以上(M記)

 

 

 

以上