秋の九州、温泉とやまなみハイウエイ、満喫してきました。
以下はその記録です。
■期間 2019年10月21日(月)~23日(水)
■参加者 Naomi、Ohga、Machida
■天候 曇り・ほぼ晴
■行程
第1日目(10/21(月))
成田空港 第3ターミナル集合
成田空港 10:40発 ~ 大分空港 12:35着(Jetstar)
大分空港 13:32発 ~ 湯布院「由布の杜 小鳥のたより」 19:52着・泊
走行距離 53.5km
第2日目(10/22(火))
湯布院「由布の杜 小鳥のたより」 09:46発 ~ やまなみハイウエイ
~ 阿蘇「アーデンホテル阿蘇」 18:36着・泊
走行距離 81.5km
第3日目(10/23(水))
阿蘇「アーデンホテル阿蘇」 9:53発 ~ 熊本空港(阿蘇くまもと空港) 11:44着
走行距離 24.6km
熊本空港(阿蘇くまもと空港) 15:40(+約1時間遅延)発 ~ 成田空港 17:30(+約1時間遅延)着(Jetstar)
成田空港にて解散
合計走行距離 159.6km
※第2日目と第3日目の走行距離記録開始操作が少し遅れたため、実際は2~3km程度多めです。
第1日目走行 大分空港➡湯布院
第1日目、3人は成田空港 第3ターミナルに集合し、Jetstarで大分空港に降り立ちました。
機内では、予想していなかったことでしたが各自に付与されていた500円のバウチャー(商品引換券)を使って、飲み物+お菓子を堪能しました。
O氏は地元名物という「りゅうきゅう丼」(写真左)、N嬢とMは「とり天定食」(写真右)を戴きました。
とり天定食は、この店のWebサイトによると、「魚市魚座の天ぷら屋をはじめて40年続く秘伝のにんにくじょうゆにつけこんだ当店自慢のとり天です!」とのこと。
おいしかったです。
ボリュームも満点でした。
☆ ☆ ☆ ☆
さて、ここからが大変でした。
上に掲載した旅程標高図でお判りの様に、32~3キロ目からいきなり急な上り坂に遭い、自転車を漕いだり、押して歩いたり、奮闘努力を続けているうちに、辺りは真っ暗になり、午後5時半を過ぎたころ宿泊予定の宿から電話がかかって来、「到着予定の5時半を過ぎたが何時頃到着予定か」と尋ねてきました。
「7時頃には着くと思う」と答えました。
が、しかし、午後7時を過ぎてもなかなか宿には到着しそうになかったので、こちらから宿に電話をし、
「頑張っているがナカナカ着かない。このままでは宿につくのがかなり遅くなってしまうのでマイクロバスか何かで迎えに来てくれないか」
と頼み込みましたが、
「すでに送迎の時間帯は終了し、申し訳ないが、自転車を載せられるようなマイクロバスは無い」
との回答だったので、仕方なく先行隊としてMが1人で先に宿に向かいチェックインを済ます(宿のフロントが午後8時半に締まるとのことだったので)ことにし、後の2人はその後を追ってもらうことにしました。
また、夕食の予約もしていたのですが、あまりに我々の到着が遅いので、
「夕食の主要な素材は明朝の朝食とともに出す」
ことになりました。
先行のMが19時52分に宿に着き、3人分のチェックインを済ませ、後から到着する2人を待ちました。
宿の前に立ち、待ち始めて程無く後の2人が到着し、時間外出入り口から自転車ごと入ってもらい、ようやく3人が宿に集結しました。
夕食が無いので、温泉に入る前に、ビール、缶酎ハイ、おつまみ、そして今夕の主食であるカップラーメン・カップちゃんぽんを購入しました。
温泉でゆったりした後、Mの部屋で3人、飲み会兼お食事会を開きました。
豪華な食事ではなかったですが、温泉には入ったし、ビールがあったので、まあまあ満足でした。
第2日目 湯布院~阿蘇
朝がきました。
宿の敷地内は、こんな感じです。↓
それぞれの部屋が独立した建物になっていて、部屋の名前は、Mは「ミント」、N嬢は「カモミール」、O氏は「ラベンダー」でした。
それぞれの部屋の前に自分の自転車を繋ぎ止めています。
で、部屋の中は、(ちらかっていますが)こんな感じです。↓
普通のホテルと変わりありません。
朝食は、(昨夕の夕食の素材も加わっているので)豪華です。
宿の(入口の)外観はこんな感じ。↓
さて、第2日目は、大分・湯布院から阿蘇・熊本方面行きのバス時刻の調査から始まりました。
バス時刻調査は、宿のフロントにお願いしました。
N嬢が「肩(というより”腰”だったそうです)が痛いので、昨日のような頑張りはちょっと無理」とのことでしたので、N嬢のみ、「ある程度は自転車を漕ぎ、バスに乗って同じ目的地に向かう」事にし、結論として以下のプランで目的地に向かうことにしました。
1)「湯布院」~「小田の池」バス停 ・・・ 3人共、自転車を漕ぐ
2)「小田の池」バス停 ~ 「アーデンホテル阿蘇」(本日の宿)
N嬢:
①「小田の池」バス停 14:11発 ~ 「阿蘇プラザホテル」バス停 16:03着 ・・・ バス輪行
②「阿蘇プラザホテル」バス停 ~ 「アーデンホテル阿蘇」 ・・・ 自転車を漕ぐ
他の2人:
①「小田の池」バス停 ~ 「アーデンホテル阿蘇」 ・・・ 自転車を漕ぐ
☆ ☆ ☆
「小田の池」バス停。↓
ここで一旦お別れです。
良い景色です。↓
ここから宿までは、男2人自転車旅。
「牧の戸峠」標高1330mです。↓
びっくりする景色に出会いました。↓
「トピアリー」です。
(※トピアリー:常緑樹や低木を刈り込んで作成される西洋庭園における造形物。 鳥や動物をかたどったり、立体的な幾何学模様を造る。)
トピアリーは、2017年の「夏休みの宿題」ツーリングの際に道路で見かけましたが、ここはその数が尋常ではありません。
1人の庭師が執念で作り続けたものなのか?
それとも、何人もの庭師が共同で作ったのか?
でも、何のために?
謎が深まるばかりです。
で、宿にたどり着いたのち、ネットで調べてみると、案の定、出てきました。
詳しくは以下をどうぞ。
人と木が融合する地点 阿蘇山に踊る「フルーツ屋のトピアリー」
草千里(”草千里”とは実際は”草千里ケ浜”を指すそうで、そこと少し離れていますが、まあそれと同じような景色ということで)は景色が実に素晴らしい!↓
遠くに牛が3頭。
白い袋に包まれているものは、冬の牛の食料になる、牧草ロールです。
ちょうどこの季節の風物詩です。
※この辺りで、Mのスマフォのバッテリーの電気が無くなりましたので、宿で充電して生き返るまで、画像は無しです。
今夜の宿「アーデンホテル阿蘇」に到着し、宿に併設の「どんどこ湯」で温泉に浸かり、その施設で夕食を頂きました。
宿の部屋はこんな感じです。↓
第3日目 阿蘇~熊本空港
朝ご飯です。↓
バイキング形式でした。
和食・洋食共にありましたが、Mは洋食系を選びました。
宿の部屋から見た、中庭の景色です。↓
かなり広いです。
第3日目の自転車走行は、ほぼ下りの為、楽でした。
距離も短いし。
途中の、眺めが良いところで、一時休憩です。↓
小学校(中学校?)に設置されていた、風力発電の装置(だと思います)。↓
道路の先に見える、三つの白い輪がそれです。
熊本空港(阿蘇くまもと空港)に着き、お昼ご飯を頂きました。
Mは焼きそばとビール、O氏は豪華にいきなりステーキとビールです。↓
N嬢はハンバーガーのようなものを食べていましたね。
(写真撮る前に頬張ってましたから、撮影は遠慮しました。)
熊本空港のJetstarの搭乗口前の待合所で、のんびりと搭乗開始まで待っています。↓
約1時間遅れで搭乗開始となり、飛行機は成田空港に向かいました。
成田空港の第3ターミナルに到着し、そこからカートで自転車と荷物を第3ターミナルまで運び、第3ターミナルで解散しました。
お疲れさまでした。
とても楽しかったです。
トピックス
■自転車のトラブル無し!
今回のツーリング、パンクなどの自転車のトラブルは一切ありませんでした。
(無事というのがトピックスになるほど、まあだいたい何か起こりますからね。)
良かったです。
■成田空港の計量機がおかしい?!
成田で自転車を預ける際の計量機のメーターが、Mの自転車の場合「6キロ台」だったので、O氏の自転車の10キロをオーバーした分が帳消し(3人合わせて30キロ以内であれば超過なし)になったのですが、熊本空港ではMの自転車が「10キロ」だったので、O氏はオーバー分を支払うこととなりました。
なので、成田で「6キロ台」を表示した計量機は誤表示しているようです。
(出来れば、少な目の誤表示はそのままで居てほしいですが。)
■Mのリュックがパンパン!
衣類にしろ道具にしろ、何かと予備品を持参する習慣(癖?性格?)のあるMのリュックはパンパンで、朝の出発時になるたびにリュックの最後のファスナーを絞めるのが若干ストレスになっておりました。
予備品があるといざという時に困ることが少なく、(旅先であっても)快適な日々が送れるのですが、上記の出発時のファスナー絞めが(よく考えてみると何となく)少しストレスになっていたようなので、改善する必要を感じました。
なので、次回からは予備品を極力減らし、リュックに余裕を持たせる工夫をしようかと思います。
以上